社長や上司の指示に応えられない社員を解雇できるか?-問題社員対応(モンスター社員対応)について弁護士が解説!-
これまで、下記のような社員を辞めさせたい(辞めてもらいたい)と考えたことはありませんか。 「企業の業務手順を覚えられない(覚えようとしない)社員」 「期限までに頼んだ仕事を完了できない社員」 「上司の指導に何度も異を唱える社員」 ただ、日本の法制度では社員に辞めてもらうのは簡単ではありません。 以下... 続きはこちら≫
労働時間の管理の適切な方法とは?弁護士が解説!-違法にならないために-
1.労働時間を適切に管理するメリットとは? 「労働時間」とは、「労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間」で あり、労働時間該当性は、労働者の行為が使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができるか否かにより客観的に定まる、とされています(大星ビル管理事件‐最判平成14年2月28日、大林フ... 続きはこちら≫
営業秘密とは
1.はじめに もと従業員の競業他社への引き抜きやもと従業員による競業行為については別のところでお話しいたしました。(競業避止については、こちらをご確認ください。) 企業にとっては、いずれの事態も心中穏やかざるものがありますが、従業員にとっても職業選択の自由・営業の自由があることから、係る行為自体が直... 続きはこちら≫
従業員の競業行為への対応
1.競業避止義務とは 競業避止義務とは、企業の従業員が在職中又は退職後に、その企業と競合する事業活動をしないという義務をいいます。 企業の従業員が、競合他社を設立する、競合他社の取締役になる、競合他社に転職する、という行為を行う場合、大抵は、企業の技術情報、顧客情報、ノウハウを利用して競業するこ... 続きはこちら≫
引き抜きによる競合会社とのトラブルを徹底解説―競業避止対応―
0.はじめに 今回は、従業員の引き抜きはどのような場合に違法になるのか、引き抜きによるリスクを最小限にするためにはどうすればよいか、引き抜かれた場合にどうできるか、という点についてお話しします。 1.従業員の引き抜きから生じるトラブル (1)会社(引き抜かれた側 以下同じです。)に生じるトラブル 会... 続きはこちら≫
協調性に欠ける従業員と解雇の可否について!-弁護士によるモンスター社員対応-
1 協調性に欠ける従業員とは 協調性に欠ける従業員とは、例えば以下のような態度をとる従業員といえます。 ・他の社員と一緒に仕事をする際にコミュニケーションがとりづらい ・自分の意見に固執する ・社員間の好き嫌いを仕事に持ち込む ・時間に遅れる等、社内ルールに違反しがちである ・取引先や顧客とのトラブ... 続きはこちら≫
業務命令に従わない労働者への対応方法について-モンスター社員対応-
社長や管理職の業務命令に従わないからといって、すぐにはその従業員を懲戒 処分することはできません。対処を間違えるとバックペイを求められることも。 1. 労働者は業務命令に従わなくともよいのですか? そうではありません。 労働者は、経営者に対して、雇用契約に基づき、誠実労働義務を負います。 この「誠実... 続きはこちら≫
会社の財産を横領する問題社員への対処法!-弁護士によるモンスター社員対応-
1 従業員による横領とは?(モンスター社員) 刑法上、横領とは、自分が占有する他人の物を、不法に自分のものにすることです。刑法では「横領罪」「業務上横領罪」「遺失物等横領罪」という3つの横領行為がありますが、会社で問題となるのは「業務上横領罪」です。 ここで「業務」とは、他人から委託を受けて物を管... 続きはこちら≫